PLASMAはベイジアンネットワーク及びPLSAのモデル構築及び分析を行うためのシステムです。GUIを使ったマウス操作による分析だけでなく、API を提供しており、作ったモデルの活用も協力にサポートします。PLASMAはモデル構築を行うウィザード形式のプログラムと、構築されたモデルを可視化し確率推論を行うためのプログラム(以降、BpVizと呼びます)に分かれています。ウィザード部分はスタンドアロンプログラムとして、BpVizはWebアプリケーションとして実装されており、それぞれ独立して使用することができます。

PLASMA は産業技術総合研究所で開発が進められており、弊社が販売権を取得し、カスタマイズして販売している製品です。
販売だけでなくモデル構築及びベイジアンネットワークを活用したアプリケーションの開発も承っております。

ベイジアンネットワークの構築

PLASMA GUIを起動すると、処理選択画面(Pic.1)が表示します。使いたいコマンド(機能)を選択することで、それらの機能をPLASMAで実行できます。

Pic. 1 PLASMA GUI処理選択画面

また、利用目的にある「BNモデル構築」を選択することで、BNモデル構築に必要なコマンド(機能)が自動的に選択されます。

モデルに使用するデータをインポートし、BNモデル作成に必要な設定を行うことで、簡単にBNモデルが構築できます。

設定画面は直感的なインタフェースとなっており、簡単な操作でBNモデル構築の設定を行うことができます。(Pic.2)

Pic.2 BNモデル構築の設定画面

BNモデル構築の設定項目は、使用するアルゴリズムの他、各ノード同士の親子関係を設定することが可能です(Pic.3)。親子関係を設定することで、対象のノード名には色が付くため、現在設定している親子関係が視覚的にわかりやすくなっています。

Pic3. BNモデル構築の親子関係設定

また、親子関係の設定は、一括設定や複数ノードを一度に編集できます。 PLASMA GUIはBpViz(Pic.4)と連携することで、作成したBNモデルをBpVizで視覚的に表示し、推論を行うことができます。

Pic4.BpVizイメージ